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​「意識の改革」

​みんなで築こう信頼の架け橋を

​IofCとは?

 IC(Initiatives of Change) は、私たち一人ひとりが(良)心の声を聴き、良い方向に変わり、家庭・職場・学校・地域社会・国、ひいては民族や国と国の間にも良い変化をもたらそうという実践的な活動を、世界60ヵ国以上で展開している国連認定のNGO国際IC日本協会(それぞれ独立してはおりますが)という位置づけの団体です。
 戦後、日本の国際社会への復帰に貢献したIC(MRA)運動の原点は、一人ひとりが良心に従い、勇気ある一歩を踏み出す時、家庭に、社会に、そして国際関係にさえ変革をもたらす、というものです。
1人ひとりが同じ地球に住む「同居人」として、平和な社会を創るのです。

​ICフォーラムの意図

 世界はこの1年半余り、新型コロナ感染症の対応に追われてきましたが、一方、保護主義の台頭や人権・人命を軽視する行動など、これまで世界の平和と繁栄を支えてきた普遍的価値や国際秩序に挑戦する動きが散見されます。また、人類の存亡を揺るがしかねない、環境問題や気候変動が顕在化しています。今、私達は「意識を改革」し、多様性を認め、国や民族を越えて信頼を構築し互いに手を取り合って、平和で安定した成長を目指し前進する努力を惜しまないことが強く求められています。

 

 このフォーラムでは、さまざまな背景をもつ国内外の多彩な参加者と話し合い、そして自分自身を見つめることを通じて、どのような家庭を築き、どのように社会に貢献するか、また危機を乗り越えて持続可能な平和な世界を目指すための自分の役割は何か、ということを見出す契機にして頂けると思います。

​Day1

October 23(Sat)

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​挨拶

​矢野 弘典/公益財団法人国際IC日本協会会長

矢野会長が、IC(MRA)と出会われたのは1976年、土光敏夫初代会長の下で、この国際フォーラムの第1回目 が開催されたときです。その後、スイスのコー、インドのパンチガニー、英、米、韓、ノルウェーほか各国の集会に、 ご夫妻で何度も参加。また、東芝、経団連、中日本高速道路時代を通じて海外経験も豊富で、海外 の多くのご友人と家族ぐるみのおつきあいが続いています。学生時代には柔道にも打ち込まれ、この時の武道精 神が今の相撲協会・横綱審議委員長としてのご活躍に生かされているのでしょう。当協会の会長就任は、元会長 の相馬雪香氏や前会長の橋本徹氏の強いお薦めによるものですが、永年に亘るIC活動の経験を活かし、当協 会が事業継続の厳しい局面に立たされた時も、会長として当協会を導かれました。趣味として、長年囲碁とチェロ に親しみ、論語の研究にも取り組み著書も3冊上梓されています。当協会でも、今秋から「論語塾」の講師を勤めていただくことになっています。

​講演

​寺島 実郎 氏/ 多摩大学学長

一般財団法人日本総合研究所会長、多摩大学学長他、多くの分野で精力的にご活躍中。テレビにも、「サンデーモーニング」やTOKYO MX1「寺島実郎の世界を知る力」(毎月第3・第4日曜)等にご出演されています。北海道に生まれ高校まで、お父上の仕事の関係で、炭鉱町の厳しい環境の中で過ごされました。社会問題にも幼少期から関心を持たれ、問題解決のための情報を求めて人一倍の読書をする少年でした。一例を挙げますと、高校1年の時に全く面識のない当時ヨーロッパ大使の鹿島守之助氏(元㈱鹿島建設社長)に「リヒャルト・クーデンホーフ =カレルギーの本(世界平和を標榜する欧州連合の理念の先駆者)」を送ってほしいと直接手紙を送られ、後日数冊送って頂いたそうです。このエピソードからも、氏の多角的思考力、知への行動力が伺えます。この時の感激が、その後の早稲田大学大学院卒業後、三井物産に就職し世界で活躍されるきっかけになったのではないでしょうか。海外での十数年の貴重な体験を通じての、真の国際人になるためのヒントを伺えると思います。

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Quiet Time

​ジャヤン(ドルジー)&ジスン・チョン夫妻

ジャヤンは1988年チベット生まれ、子供の時に難民として徒歩で山河を超えインドに渡り生活する中で、インド ICの人々に出逢い、生きる真の目的を見出しました。 同じICの研修を受けた韓国人ジスンと結婚し、チベット系韓国人として韓国に居を移し、息子と3人で新たな挑戦の一歩を踏み出しています。 30代前半の若い彼らが歩んできた苦難の道のりや、どのような世界観を抱き、どのような挑戦を続けているのかを知り、このフォーラムにご参加の皆さまの世界観を比べてみると、何か新しい気付きがあるかも知れません。

​体験型シェアリング
〜ファミリーグループ〜

世界に一つ、信頼のファミリー:明日への自分、世界に恩恵を与えるために、自分の心の声に耳を傾けましょう! この時間は自分の心の声に耳を傾け、未来の自分へ“時間の投資”を行います。それまでに聞いた講演から感じたことを基に、自分のために何をしたいのか、しなければならないのかを知り、新たな方向性を見出します。同じグループの人はファミリー:年齢的に親・子・孫のようなグループ構成にし、家族のように打ち解け、共感でき、親身に考えることができる環境の中で将来について共に考えていきます。あなたは自分のためにどのような意識改革をしますか?

チームミーティング
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​講演

​アンドリュー・スタリーブラス

1948年英国生まれ。両親がMRA(現在はIC)活動に参加していたため、子供の時から両親と一緒にICに触れてはいたが、19才の時に自分もICの確信を持って生きる決意し、専従として世界各国におけるIC活動に従事。今年75周年を迎えるスイス・コーの国際会議の企画・運営を始め通訳・広報面でも活躍しています。またICに関する国際的な出版社「Caux Books」の責任者を長年務める傍ら、 作家やジャーナリストとしても活躍中です。現在、スイス人の夫人と共に、スイスの国際会議場で新しい人生を見出した人々の足跡を紹介するWeb: < For A New World >の編集に取り組んでいます。 第二次世界大戦により相互信頼関係が崩れた欧州各国に和解を導き、また日本を世界コミュニティーの一員として招き入れる役割を果たしたスイス・コーIC国際会議場は今年で75周年を迎えました。これまで繰り広げられてきたICの歴史を辿りながら、ご一緒に新しい日本の進むべき道を考えてみませんか。

ノートブックのスタック

​学校訪問プロジェクト&交流会

​教育で拓く信頼の架け橋

このプログラムで2013年に来日したインドネシアのヨフリナ・ガルトムさん(大学講師)と2019年に来日したニアス・ワニムボ氏(教育NGO主宰)からお話を伺います。インドネシアは、人種・宗教・言語・文化等の多様性に富み、ニアスさんは、パプア系でヨフリナさんとの風貌も違います。ヨフリナさんは、イスラム教徒が大多数なインドネシアで少数派のキリスト教徒であり、中国系インドネシア人の生徒たち向けの学校でも教えてきました。彼女は、教育を通してどのように異なるコミュニティに橋を架けようと努めてきたのでしょうか?一方、ニアスさんは、まだ識字率も低く教育環境の整わないパプア州で、特に子供たちのために、図書館を作るなどの活動を続けています。彼の活動ぶりや、抱える問題点を知りたいと思います。更に、彼らが訪ねた小学校の生徒だった木村陸さんは、現在、大学生となり、友人たちとNPO法人ソフトテニス振興会BIGCONCを立ち上げ、日本生まれのスポーツ「ソフトテニス」の世界への紹介にとどまらず、世界を少しでも良い方向に進めることを目指して活動をしています。若い皆さんのお話の後には、質疑応答や意見交換の時間も設けていますので、奮ってご参加下さい。

​Day2

October 24(Sun)

​挨拶

​橋本 徹/国際IC日本協会名誉会長

若い頃から英語に関心が深く、東大時代にも柔道部と英語研究会に所属。留学や海外赴任の経験があり、金融ビジネスは勿論、数々の企業再建や国際業務の強化に貢献されるなど幅広い経験を持たれています。富士銀行時代に、以前からの知己であられた羽田孜元総理より国際IC(MRA)協会の会長就任への依頼を受け、「フランク・ブックマンの秘訣」や「日本の進路を決めた10年」などIC(MRA)に関する書籍を読まれました。また、IC活動の1つである「東北アジア(日中韓)青少年フォーラム」が、毎年夏の一週間、日中韓の青少年同士が合宿し、将来のこの地域の平和と繁栄のため議論と交流を深め、身近な体験を語りあう等、道義をベースにして和解と対話を重んじている活動であることに理解を深められ、この運動が自分の考えに合うと快諾されました。2001年~2008年まで国際IC(MRA)日本協会会長として、現在は名誉会長兼特別顧問としてご尽力頂いています。

​講演

​ラジモハン・ガンジー氏

1935年インド生まれ。米国イリノイ大学教授。元インド上院議員。 非暴力を通じたインド独立に身を捧げ「独立の父」として知られるマハトマ・ガンジー翁を祖父に持つラジモハン ・ガンジー氏は、12才の時、祖父が暗殺される前の6か月間、祖父と共に過ごしました。現在はマハトマ・ガンジ ーの生涯とその思想の研究者で、ジャーナリストとしても活躍中。1956年からMRA(現在はIC)活動に参加、人種・宗教・階級・職種・ジェンダー・国籍を超えて、誰もが人として尊厳を持って生きることのできる社会を築くために尽力し、また長年にわたり、インドとパキスタン、またヒンズー教徒とイスラム教徒との和解に努めてきました。混迷する世界の中で、今、新しい社会の創造のために何が必要か、また、苦境に立つ人々がどのような決意のもとにイニシアチブをとってきたかという話しを交えながら、会議参加者のお一人おひとりに、大切な役割と責任があることを気付かさせてくれることでしょう。

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​講演

​柳瀬 房子 氏/NPO法人難民を助ける会名誉会長

1975年ベトナム難民は国を追われボートで海をさまよい、やっと日本にたどり着いた時、日本政府は定住を認めず、第三国へ送還しました。その状況を知った(故)相馬雪香元IC会長はこのままでは、日本は世界から孤立する、と政府に難民受け入れや救済を何度も請願し、そのための資金作りに奔走し、「国民一人が一円出しても全員だと一億円になり集まるはず、欲しいのは日本人の暖かい心」と呼びかけ、「インドシナ難民を助ける会」(現難民を助ける会)が設立されました。設立当時から柳瀬房子氏(現名誉会長)は相馬雪香氏(創設者)らと共に活動を開始、海外の難民キャンプへの支援物資の輸送に直接現地へ飛び、食料と共に”愛のポシェット“を作り手渡しました。また、そのころ各地にばらまかれ放置されたままの地雷の撤去にも加わりました。難民子弟の日本での学校教育、職業訓練の提供など40年にわたり活動された柳瀬氏の歩み、「難民を助ける会」の動きなどを語っていただきます。

 Quiet Time 

ナンドール&ウェニー ・ リム 夫妻 ( マレーシア )

ナンドールは1974年マレーシア生まれ。中国系3世。子供の頃から長いあいだ両親との関係に苦しむ中で、台湾ICの劉仁州夫妻との出逢いにより、自分の心の解放を決意し両親と和解しました。妻ウェニーと共に、マレーシアの中国人コミュニティーで、人々の心の成長のための研修を立ち上げ、社会の一員として、一人ひとりが生きるための心の成長への方向性を示しています。マレーシアは、マレー系・中華系・インド系の人種が混在し、宗教はイスラム教・仏教・ヒンドゥー教・キリスト教などがあり、人種、宗教、文化等の多様性が特徴の国です。

世界で多様性が求められている今日、私達が彼らから学ぶものがきっとあるはずです。

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会議室でのミーティング

体験型シェアリング
~ファミリーグループ~

世界に一つ、信頼のファミリー:明日への自分、世界に恩恵を与えるために、自分の心の声に耳を傾けましょう! この時間は自分の心の声に耳を傾け、未来の世界へ“時間の投資”を行います。地球に住む「地球人」の一員として、あなたは世界に何をもたらすことができますか。1人が変われば世界はその分変化します。今からでも行動できる。でも具体的に何を行えば?同じグループのファミリーとともに、今回講演を聞いて学んだことを活かし、地球そしてファミリーの一員として考えていきます。あなたは世界のためにどのような意識改革をしますか?

日本、韓国、中国の青少年同士が毎年夏の1週間、3カ国の未来を真剣に考えて議論をしたり文化交流等を通して友情を育んでいます。この時間は、過去に日中韓青少年フォーラムに参加したメンバーが中心となり日中韓の文化や課題等について考えるグループディスカッションをおこないます、次の日から3カ国の未来をチェンジしたくなる!そんな場を設けております。

ビジネスミーティング

東北アジア (日中韓) 青少年フォーラム